初山公認会計士税理士事務所

レシートの保存について

お問い合わせはこちら

レシートの保存について

レシートの保存について

2025/07/23

領収書・レシート保存の基本と電子保存のポイント

1. 領収書・レシートはなぜ保存するのか

事業を行っていると、日々多くの領収書やレシートを受け取りますよね。これらをきちんと保管する理由は、主に二つあります。一つは、税務調査の際に経費の証明として必要になるからです。税務署は、会社の税額が正しく計算されているか確認します。その際、計上された経費が実際に事業のために使われたものなのかを、領収書やレシートで確認します。

もう一つは、会社の正確な会計記録のためです。日々の取引を正確に帳簿に記録するためには、領収書やレシートが不可欠です。これらがないと、時間がたった時に「何に使ったお金だっけ?」と分からなくなり、正しい会計処理が難しくなってしまいます。


2. 領収書・レシートの保存期間と方法

領収書やレシートの保存期間は、法人か個人事業主か、また何の書類かによって異なります。一般的には、法人の場合は7年間、個人事業主の場合は5年間(青色申告の場合は7年間)とされています。消費税の仕入れ税額控除を受けるための帳簿や書類は7年間保存が必要です。


3. 電子帳簿保存法とは

近年、電子帳簿保存法という法律が改正され、領収書やレシートの保存方法に大きな変化がありました。これにより、紙の書類だけでなく、電子データでの保存が認められるようになりました。目的は、企業や個人の経理業務のデジタル化を推進し、効率化を図ることです。

特に重要なのは、「電子取引データ」の保存ルールです。メールで受け取った請求書や、インターネット上からダウンロードした領収書などは、原則として電子データのまま保存することが義務付けられました。


4. 電子取引データ保存の主な要件

電子取引データを保存するには、以下の点に注意が必要です。

  • 真実性の確保: データが改ざんされていないことを証明できる仕組み(タイムスタンプの付与、訂正・削除履歴が残るシステム、事務処理規程の作成など)が必要です。
  • 可視性の確保: データが読み取れる状態で、パソコンやディスプレイなどが備え付けられていること、また、検索機能が確保されていること(免除される場合がある)が必要です。

これらの要件を満たさない場合、電子データでの保存が認められないだけでなく、税務上のペナルティが課される可能性もあります。


5. まとめ

領収書やレシートの適切な保存は、会社の信頼を守り、税務上のリスクを避けるために不可欠です。特に電子帳簿保存法の改正により、電子データでの保存ルールが複雑化しています。自身の保存方法が適切か確認し運用することが必要です。

----------------------------------------------------------------------
初山公認会計士税理士事務所
埼玉県川越市旭町1-1-21
ニュー旭ビルディング5F
電話番号 : 049-214-3030


----------------------------------------------------------------------

当店でご利用いただける電子決済のご案内

下記よりお選びいただけます。