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これだけ知っておきたい!電子帳簿保存法の基本ポイント

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これだけ知っておきたい!電子帳簿保存法の基本ポイント

これだけ知っておきたい!電子帳簿保存法の基本ポイント

2025/08/14

これだけは知っておきたい!電子帳簿保存法の基本ポイント

1. 電子帳簿保存法とは

日々の経理で発生する領収書や請求書、帳簿など、会社の書類は膨大になりがちです。これまでは紙で保存するのが基本でしたが、時代とともにデジタル化が進み、税法も変わりました。それが「電子帳簿保存法」です。

この法律は、会計帳簿や領収書、請求書などの税務関係書類を、電子データとして保存することを認める法律です。そして、特定の電子取引については、電子データのまま保存することを義務付けています。紙での保存が当たり前だった経理業務に、大きな変化をもたらしています。


2. なぜ電子保存が必要になったのか

電子帳簿保存法ができた背景には、ビジネスのデジタル化があります。メールで請求書を受け取ったり、クラウドサービスで領収書が発行されたりすることが増えました。このような「電子取引」が増える中で、紙に出力して保存する手間を省き、経理業務の効率化を進めることが主な目的です。

また、電子データのまま保存することで、保管場所の削減や、必要な書類を素早く検索できるようになるなど、事業者にとってのメリットも多くあります。


3. 知っておくべき3つの保存方法

電子帳簿保存法には、大きく分けて3つの保存方法があります。

  • 電子帳簿等保存: 会計ソフトで作成した帳簿や決算書などを、電子データのまま保存する方法です。
  • スキャナ保存: 紙で受け取った領収書や請求書などを、スキャンして電子データとして保存する方法です。
  • 電子取引データ保存: メールで受け取った請求書データや、ECサイトからダウンロードした領収書など、最初から電子データでやり取りされたものを、電子データのまま保存する方法です。

特に重要なのは、「電子取引データ保存」が原則義務化されたことです。これまでは紙に出力して保存することも認められていましたが、現在は電子データのまま保存することが求められています。


4. 電子保存データ保存の主なルール

電子データを保存する際には、いくつかのルールがあります。これは、データが改ざんされていないことや、いつでも見られる状態であることなどを保証するためです。

  • 真実性の確保: データが改ざんされていないことを証明できる仕組み(タイムスタンプの付与、訂正・削除履歴が残るシステムなど)が必要です。
  • 可視性の確保: 保存したデータがパソコンなどでいつでも見られる状態であること、日付・金額・取引先などで検索できる機能が確保されていることなどが求められます。

これらのルールを満たさない場合、税務調査で問題になる可能性があります。


5. 違反した場合の注意点

電子帳簿保存法の要件を満たさずに電子取引データを保存しなかった場合や、データに改ざんなどが発覚した場合は、青色申告の承認が取り消されたり、追徴課税の際に加算税が課されるなど、税務上のペナルティが適用される可能性があります。


6. まとめ

電子帳簿保存法は、経理業務のデジタル化を推進する上で重要な法律です。特に電子取引データの保存義務化は、多くの事業者に影響を与えます。法改正のポイントを理解し、適切に対応することが、税務リスクを軽減することにつながります。

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